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「バカとハサミは使いよう」と聞くと、ドキっ!!とする。

僕は、ことわざが好きです。

子供の頃は、まんがことわざ事典を
トイレで長時間読みふける。
そんな子でした。

手塚治虫先生の初期作品で、
めちゃくちゃ認知度が低いであろう
「オズマ隊長」という作品もトイレで完読。

トイレで漫画や本を読みながら、
古き良き日本人の気の利いた会話や文章を学んだのでした。

ことわざのウイットさは、たまりません。
ぐぐぐっ、ときます。

特に好きなことわざをピックアップすると…

・豚に真珠
・馬に念仏
・猫に小判
・船頭多くして山に登る
など

「豚」と「真珠」という一見無関係な事柄を
組み合わせて、意味を含み伝える。
また「通じ合う」というのは、とても高度な美的感覚です。

豚に真珠の意味は「もったいない」みたいなこと。
価値の分からないものに、価値あるものを与えても意味が無い。
ということですが、、、

主人公を「豚」すると、
当然、豚には真珠の価値が分からない。
無駄。となります。

そこで、もう一人、登場人物を想定してみます。

「豚に真珠を与えようとしている人」

わざわざ豚に真珠を与えようとしているのですから、
恐らく、この人は豚好きです。

豚好きの人が、真珠を与えようとしている…

家族や友人に馬鹿にされても、
大好きな豚に、真珠を与えようとしている。
豚には真珠の価値が分からないことを知っているにも関わらずです。

月明かりの下で眠る豚の鼻先にそっと真珠を置いて、
『いつか、この豚にも価値が分かるかもしれない』という
希望を心の中に持ちながら。。。

あれま、美しい物語になりそうです。

しかもこの豚は先代の豚にそっくりなので、
2代続けて真珠を与え続ける情熱たるや!!!

・・・。

ここまで読んでくれた人の中には
「何言っているんだ!!!豚好きなわけないだろ!!」
という豚が嫌いの人もいるはずです。

では、「豚嫌いな人が豚に真珠を与えようとしている」というパターンを
考えてみましょう。

おそらく、この人は女性です。
豚嫌いの女性で、さらに今まさに豚に与えようとしている真珠は
自分から離れて別の女に走った元カレから誕生日にもらったものです。

あのクソ彼氏にもらった真珠なんか
豚に与えてサッパリ忘れてやる!

きっと、そんな心境でしょう…。

さて、しつこいようですが、
もう一人、登場人物を増やします。

「豚に真珠を与えようとしている人を見ている人」

この人は、たまたま通りがかった人ではなく、
恐らく豚に真珠を与えようとしている人の幼なじみです。

小さい頃から互いに切磋琢磨しながら、
いつしか家族を持ち、人並みに幸せをつかみました。

ところが、幼なじみの妻から相談を受けました。
「ウチの旦那が豚に真珠を与えようとしているんです…涙」と。

大変です。

意味が分かりません.

『なぜ、あいつは豚なんかに真珠を与えようとしているんだ??』

さぁ、このようなケースだと、
単純に解決とはいきません。

・豚に真珠を与えることはどんな意味があるのか?
・豚に真珠を与えることはダメなのか?
・豚に真珠の価値は本当に分からないのか?
・幼なじみと妻は相互理解することができるのか?

などなど、「豚に真珠」という言葉から、
物語が無数に枝分かれし続けるのです。

物語の数だけ問題があり、問題の数より多くの解決がある。

何が正解か全く持って分からない。

唐突ですが、
ビジネスを取り巻く環境も何が正解か分からないことが多いのです。

物事の解釈(物語)が無数にあれば、問題も無数にある。
問題も無数にあれば、解決も無数にある。
解決が無数にあれば、解決のための方法も無数にある。

とても不確実です。

とてもとても不確実なので、このような状況では、
ある種の不安を呼び起こしやすくなります。

不安は、時として大きな力ににもなりますが、
多くの場合、クリエイティビティや活動を萎縮させてしまいます。

だから「不安にならないようにまずは計画を立てましょう」
なんて言いたいのではありません。

「問題が無数にあることは、希望も無限大
と思うところからスタートしてみません?」

と。

常々、そう言いたいのです。

血液のように「ありがとう」が流れ続けるビジネスを目指して
可能性を信じるところからスタートしたいのです。

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さて、そんなわけで、話題を
「バカとハサミは使いよう」に戻します。

このことわざの意味は「無能な人間を如何に使うか?」で
知られています。

人によっては、「無能」という言葉が
頭をチラつき「ドキ!!」とするかも知れません。
でも、もしあなたが会社員や従業員、アルバイトであるなら
安心してください。なんの心配はありません。

このことわざが意味するところは
「使う側」=管理者側の問題を指摘しています。

例えば、
どこかのコンサルタントと社長の会話を
想像してみましょう。

社:「ウチは、使えへんやつばっかりでなー」
コ:「社長。バカとハサミは使いようですよ」
社:「せやなー」

なんて言ってたら、
コンサルタントは社長の管理能力・マネジメント能力を
思いっきり馬鹿にしているようなものなのです。
決して従業員を馬鹿にしているのでは無いのです。

いや、いっそのこと馬鹿にしても良いのです。

問題を明らかにして、そして改善、変革を行っていけば良いのです。

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というわけで、今回は、
「ことわざ」を例にしました。

物事や問題を1つの側面から見るだけでなく、
多角的に見て、分析・解釈をすることで発想が豊かになると思います。

次回は真面目に2013年のワークショップの
レポートを書きます!!

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長文を読んでくれて、本当に、心からありがとうございます。

もし感想などありましたら、Facebookやブログコメントで宜しく御願いします。必ず返信します。
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